サピ偏50くらいの中学受験

サピックス偏差値50=サピのボリュームゾーン

サピックス土特対策 まとめ

いよいよ過去問対策か?・・・そうでもない

土特が始まると、いよいよ志望校対策が始まるんだなぁと言う気分になります。そんなのんびりとしたかきぶりですが、親としては少し焦り始めるところもあります。

ネット情報でどのように勉強すればいいのか、いろいろ検索していました。もちろん、同じ学年のブログを書かれている方の情報は欠かせません。夫に冷ややかに見られながらも、ブログ情報をこまめにチェックしていました。もはや病気かもしれません。

ただはっきりとした勉強法と言うのはなかなかありません。とりわけ、偏差値が50くらいの所にいると、御三家狙いのトップ層のご家庭のお話はため息が出るばかり。そもそも理解度が違うのでこなすスピードも違い、結果として量も違います。「アスリート」という言葉が浮かんできました…。

ちなみにサピ以外の教材は、息子は頑なにやりませんでした。更に先生の「最低限ここまで」を超えるものはやりませんでした…最低限も怪しいのですが(特に国語)…。

 

bestriver.hatenablog.com

具体的な勉強の進め方については、結構サピックスの先生も親身に対応してくれますので、是非勇気を出して先生に聞いてみてください。ただ、「指示されたところをやってください」と言われがちなので、授業でやったプリントを恥じらいも無く持っていき、算数の先生から何とか具体的勉強法やスケジュールを聞き出そうとしました。それにしても算数のプリントは×ばっかりでした(汗)。

算数が×ばっかりで、親がへこむ

土特は、特に上半期の場合は、成績順のクラス分けでした。小規模校舎だったので、開成麻布コースなどというまとまったクラスの下の方に、早稲田海城コースみたいなのがあり、息子はそこに属していました。

とは言え、過去問演習みたいなのはあまりやりません。

算数では、小問集のプリントと図形問題のプリントがメインでした。小問集は分野がばらけていたので、当初息子は全然解けませんでした。

先生から「この問題は正解してほしい」と指示されるものもあるのですが、30%くらいしか得点出来ないで帰ってきていました。

直しもよく分かっていないで書いている場合もあり、復習も大変でしたが、「重要」と言われた問題くらいしか解き直し出来ませんでした。通常授業の解き直しで手一杯というのが実情です。これには焦りを通り越してかなりへこみました。

図形のプリントだけでも

図形のプリントだけは全部復習していました。先生も重視しているとのことでした。

あと、コベツバの動画(勉強法とか解説されている無料視聴できるやつ)は参考になりました。親が土特のイメージを持ちやすかったです。もちろん上位層が何をやっているのかも、うすうす分かります(笑)。

結局土特の小問のプリントは復習をしても、解き直しノートづくりまではしませんでした。一方で、図形のものはファイルをして解き直しをしていました。

国語は漢字・語句のみ・・・

国語はせいぜい漢字語句の解き直しだけで終わっていました。国語の解き直しはあまりできなかった(5年生の時も、ノートにやるのが大変だった)ので、半ばあきらめの境地でした。とりあえず何が間違ったのか、見直しておこうね、と言っても息子がちゃんとやったか怪しいです。

語句と漢字は、特に後期のまとめに良かったような気がします。

本当に、国語の出来る女子生徒さんなんか、すごいんだろうな~と思いながら、親としても教えられるのが難しいので、何もできませんでした。

社会の知識を定着させるために

社会はテキストというか、プリントの赤シート対応版のものが後々活躍しました。以前にやったことを思い出しながら、また、通常授業の復習をしながら、というタイミングのカリキュラムでしたが、基本を徹底するには良かったと思います。

覚えられないのも多数ありますが、コアプラスをメインに、復習を繰り返していくイメージです。あまり完璧にはなりませんが、1学期は焦らなくてもいいのではないでしょうか。

理科も最小限でした

理科も問題演習をする授業でしたが、こちらも志望校対策といった感じではありません。普通にテキストを解いていく感じです。息子のクラスでは、かなりやっていない問題があります。最初はこんなに真っ白でいいのかと思い、可能ならやらせようかと思いましたが無理でした。

知識の確認テストがありましたので、その復習くらいしか出来なかった感じです。

長時間の勉強に慣れていくのが目的?

志望校対策や過去問に慣れるというよりは、息子のクラスだと復習を進めるという感じのスタンスでした。それがいいのでは?と思います。

日能研の前期日特や早稲アカの前期NNも、そんなイメージなのかと思っています。サピックスの場合、土特を取らなくてもいいのか…というと、火曜・木曜の平常授業の復習の色が濃い場合もあり、さらに週に2日だけ塾というのも心配です。もちろん土特はオプションではないのでマストの受講なんですが。日能研や早稲アカのような、オプションの形式だと、取らなくてもいいという判断もありかもしれません。

まだまだ基本の徹底で

うちでは、平常授業のデイリーチェックでしっかり高得点をとること、土特は算数メインで確認テストをおさえておくこと、という方針になって1学期は進んでいきました。日曜日は土特の復習をさらっとしつつも、通常授業の復習がメインになっていました。

この1学期の基本の徹底が、2学期からの伸びにつながったと思います。

もちろんあくまで、サピックス偏差値50くらいの勉強スタイルです。