サピ偏50くらいの中学受験

サピックス偏差値50=サピのボリュームゾーン

5年生までの状況

息子の塾生活スタート

息子は新4年生からサピックスに行き始めました。上の子が中学受験を経験していて(その時は初めてでテンパり過ぎて記録も満足に残っていません。やはり二人目はちょっと気持ちも落ち着き、経験値も上がります)、下の子も自然に中学受験に誘導しました。

それまで公文をやっていましたが、意外とコツコツ系なタイプで公文とマッチし、3年の1月でF教材(6年レベル)を終了しました。

そんなこともあって、入塾テストで結構いいところ行くのでは?と淡い期待を抱いていましたが、アルファなんて夢のまた夢、ちょうど真ん中のクラスでした。やはり公文とは違います。正直がっかりしましたが、息子に悟られ、しまった~と後悔しました。

4年生の時は付き添い通学

4年生の時は週2回ですし、授業前日ちょっと宿題をしたりする程度でクリアしていました。成績はほぼ変動せず、45~55の間を行き来していました。毎日の基礎トレはやっていましたが、塾の無い日は友達と遊んでいました。

気弱なビビリタイプでもあるので、電車ですぐですが半年はずっと塾まで送っていました。帰りは一人で帰って来ましたが。後半の半年は、駅まで送っていました。結局一年間は、夕方はほぼ塾または最寄り駅まで送っていました。

コロナで塾もストップ

5年生の時は、すぐにコロナで授業がストップになりました。教材がどーんと毎回送られてくるスタイルです。そのうちズームも始まりましたが、先生も慣れていないらしく、サピのオンライン授業クオリティはかなり低かったです。

そのため大変心配になりました。5年生の算数は山場ということで、速さなども出て来ます。それがまさかの「自習」。どうなるんだろうと心配になりました。

もちろん学校も3~5月は休みでしたので、塾の勉強をするしかありません。幸い、夫も在宅となったので、夫が付き添いながら勉強をしていました。夫に言わせると、「算数は予習すれば何とか分かるけど、国語って説明しにくいね」ということで、不安が更に増大しました。

算数の解説動画は良かった

その後、コロナが落ち着いてくるとサピックスでも解説動画の配信が始まりました。これは6年まで続くのですが、動画を見ると解き方がよく分かるので、これは助かりました。特に算数の解説動画のクオリティが高く、私にもよく分かりました。

コロナ禍でオンラインゲームが進む

コロナ禍では、学校の友人たちとオンラインゲームが流行しました。息子もひまさえあればやっていました。夫も「友達とは会えないけどコミュニケーションツールとしてしかたないか」と容認していました。学校再開後も、続いてしまったのですが・・・。

学校説明会もも中止

5年生の時に、学校説明会に参加を考えていましたが、軒並み中止またはオンラインになってしまいました。2019年も多少学校説明会に参加をしていましたが、行ける時に行っておくで正解だったと思います。

夢の志望校

5年の秋に志望校診断サピックスオープンがあり、いやでも志望校を意識させられます。模試を終えた11月~12月頃に、息子もさすがに受験を意識するようになりました。その時は第一志望が「海城」だったのですが、夢のまた夢・・・。もっとも海城中は私の憧れが強く、息子は志望校もあまりよく分かっていない状況でした(汗)。

5年の終盤で復習スタイルが回り始める

しかし、受験というか勉強を意識するようになったのは確かで、とりあえず勉強スタイルを算数中心に確立しようとしました。

今さらながらですが、デイリーチェックで満点をとる、ことを最優先課題としたものです。つまり(算数の場合)、

  • 授業の次の日にテキストの裏面をやる→×は直す
  • 土曜日にデイリーサピックス(小冊子の方)をコピーしてやる→×は直す
  • デイリーサピックスの間違えた問題をルーズリーフに貼っておく
  • 授業の前日にルーズリーフの問題をやる

という「当たり前」のものです。しかも先生がやらなくていいと言っていた高レベル問題は手をつけません(つけられません)。難しそうな(面白そうな)問題は空白です。

すると、算数に引っ張られて成績全体が上昇し、クラスアップも達成しました。6年に向けて劇的な変化は無いものの、算数は大崩れはしないような印象でした。息子もデイリーチェックでほめられると、気分よく帰ってくるようになりました。

そうすると、親との約束で、ゲームもやめました。

苦手な先生・怖い先生でユウウツ

一方で、一部の科目で怖い先生がいて、その先生の授業の日は気分が沈んでいたようです。ビビリの息子は怖い先生が苦手です。それこそ授業に送っていった時も、おなかが痛いとか言って、途中で帰ることになった日もありました。その先生は異動になってしまったので、あとは優しい先生で良かったそうです。

6年生になる前に受験準備がようやく整った

試行錯誤しながらの5年生でしたが、勉強のスタイルが確立されたのは12月以降という、とても心もとない感じでした。

親としては、2年間でほぼ変化しない息子の成績を見て、また、それまでの情報収集から、本郷中が現実的な志望校かな・・・と思うようになってきました(海城はあきらめました・・・がとりあえず勝手に塾の書類には「海城」と書いておきました 汗)。