サピ偏50くらいの中学受験

サピックス偏差値50=サピのボリュームゾーン

学校別模試 サピックスとNN(早稲アカ)と

後期のNN受講資格をもらったにもかかわらず、結局受講しないでSSと(サピックスと)心中する覚悟になった我が家です。ちょっと息子と主人に恨みがましく思っておりましたが、こうなったら我が子なりの対策を取るしかないと思いました。

そんなこんなで9月の下旬には学校別の模試がスタートしていきます。いよいよだな~と思いつつ、上の子と比較しても、子供の性格によって取り組み方が全然違うので試行錯誤をしていました。

先生との面談で早大学院模試のイメージを知る

サピックスの先生と面談の機会があり(学習相談という機会をつくってもらいました)、主人を無理やり引っ張っていきました。夫婦で本気度を先生に示さなければと思いつつ(笑)…。ただ、小規模校でも夫婦そろってお迎えや質問に来ているご家庭も多いみたいでした。さすがサピックスです。

担当の先生(6年になると一人ひとり担当の先生がいました)の話によると、「サピックスの学校別オープンは、結構正確ですよ」とのこと。NN模試を受けた後に、「どうでした?」と聞かれましたが、「受験者数も多いし、内容含めて早稲アカさんもサピックスオープンを参考にしているんじゃないかな?」と自信を持たれていました。

入試の傾向から考えてみた模試の結果

結果の正確性については、はっきりとは分かりません。特に早大学院はクセが強くて、合格者の偏差値の幅が広いというか、たまたま得意分野が出ると一気に点数が上がるとか、一般的な模試に比べて偏差値が正確に反映されないようです。

模試のグラフなどを見てみても、デコボコがあり、偏差値の低い方が合格率が高かったりして悩ましいところです。うちの息子も、もう一度試験を受けたら受かったかどうか分かりません。

それでも、サピックスの方が母数が多く、グラフがきれいな傾向があるので、確かに先生の言う通り学校別サピックスオープンの方が正確性が高いのかもしれません。

早稲田系中学校は模試が多いです

早稲アカの志望校別合格判定模試も、早稲田系は何と3回もやってもらえる(早稲田アカデミーの名前の意地?)ので、試験慣れという点ではすごく効果的だと思っていました。NNを受けない我が家としては「試験形式慣れ」を目標にしていたので、回数があったのは助かりました。
なお、NNでも、サピックスオープンを受けるのが必須になっています。それにしても合わせて5回も受験できるなんて、本当に恵まれていますよね。

受験者数から分かる位置づけ

ちなみに、2021年の受験者数はこんな感じでした。

早大学院サピックスオープン

第1回 433人 第2回 369人

NN早大学院合格力判定模試

第1回 217人 第2回 203人 第3回 228人

2月1日当日受験者 438人

 

サピックスオープンの方が当日の受験者数に近いことを見ると、立ち位置が分かりやすいかもしれません。息子が言うには、サピックス出身者でNNの模試を受けていない人も結構いたようです。このことから、早大学院中志望者は「早大学院サピックスオープン」はマストですが、NN模試は無理に受けなくてもいいということが分かります。

なお、テストの復習は、さらっとでも大丈夫だったような気がします。国語は題材が古い傾向があるので、何度も経験したのは良かったと思っています。普段の授業ではあまり扱われないので。

クセある系の学校は難しいですよね。塾の先生も準備が大変だと思います。