サピ偏50くらいの中学受験

サピックス偏差値50=サピのボリュームゾーン

早大学院中 学習発表会を見学

早大学院中の学習発表会に行ってきました。

早大学院は歴史的にみて、高校の方が創立されてから長く(もともとは旧制の大学の予科的なところ)、中学は後から付け足しのように設立されています。その点が、早稲田中高や早実のように、もともと旧制中学から発展していったところとは違い、どうしても中高の一体感に欠けます。そこが残念なところかな・・・と。

早大学院は有名な「学院祭」というのがありますが、そこは高校生しか出ていません。中学生は何をしているかというと、その期間は修学旅行(各学年実施される)に行ってます(汗)。

この学習発表会は、中学生にとっては文化祭に当たるものですが、お祭り感は無く、文字通り「学習の成果を発表」するものであり、しかも高校生も芸術や研究の発表をしています。

中学受験生にとっては、ある意味、文化祭の華やかさに惑わされることなく、学校や生徒の実態を見ることが出来ると言えなくもありません。実際に高校生の教室の様子などもふらふらと見学出来ます(高校はかなり自由度が高い感じ・・・まるで大学生のようですが)。

中学2年生は、長野研修旅行の成果をプレゼンしていました。各教室で、保護者や一般の人も混ざって自由に見学できます。

中には、大人顔負けのプレゼンをする生徒さんもいて、びっくりしました。パワーポイントも洗練されているものもあり、私が作るのよりセンスがいいものも。

それにしても中学2年になると小学生っぽさは無くなり、大人に近づいている感じもしました。

各クラスの発表は各教室で行われていますが、そのほかに、自主研究のグループ発表展示や、芸術作品の展示、体験コーナー、文化部の展示などもありました。理科系のクラブの発表や、鉄道研究部の発表はにぎやかでした。食堂に行く途中の理科教室で、地学部の発表もひっそりと行われていましたが、充実していました。

食堂では、男子校の雰囲気でしたが、おそるおそるメニューをいただきました。たまたま知り合いのお母さんもいたので助かりました。

大講堂では、合唱や演奏の発表をしていましたが、高校生がかなり自由な感じでパフォーマンスしていました。

中学生の生徒さんに勉強のことについて質問している小学生もいて、なんだかずいぶん昔のことのように感じましたが、まだ5年生くらいなのでしょうか?にこにこ話している中学生を見ると、お兄さんだな〜としみじみしてしまいました。

 

うちのビビリの息子は、緊張しながら、かみつつ発表していました。この辺がまだまだ子供っぽいです。