サピ偏50くらいの中学受験

サピックス偏差値50=サピのボリュームゾーン

サピックスとNNの実績比較

NN早大学院の実績はサピックスに負けた

NN早大学院は、とても魅力的な講座です。

2022年度の実績なども発表されており、60名以上の合格者を出している「有力」な講習会だと分かります。

ただし、2022年2月入試はサピックスに負けてしまい、差がついてしまいました。

 

意外に多いサピとNNの「ダブルカウント」

息子も早大学院中に入ってみて、まだ少ししかたっていませんが、やはり友達と塾の話はするみたいです。オリエンテーション合宿もあったので、雑談の入り口にどの塾に属していたか話すようでした。

すると、やはりサピックスの人が多く、NN出身者もいるようです。ただ、NNの正月特訓だけNNを受けていたとか、1月のNNの「5本勝負」だけ受けたというサピックス生もちらほらいるようで、クラスに3~4人、全体では10数人?いるようです。後期のNNをしっかり受けていた人も。これらはいわゆるダブルカウントされている人たちです。

特に、1月の特別講座におけるズーム受講者は「オンライン校」所属という外部生が、画面上で一目瞭然であり、生徒も相互に分かってしまうようです。

 

NNに通っていなくても結果は同じ

確かに、NNも1~2組が合格の中心と考えると、純粋早稲アカ生は50人を切るのかもしれません(ただし、NNの考え方からするとそうした出身別の区分が意味の無いものかもしれません)。

それでも、NN早大学院に在籍が200名近くいたことを考えると、60数名の合格者は倍率が3.3倍になってしまい、当日の合格倍率と変わらなくなってしまいます。つまり、NNに通っていようが通っていまいが、結果は同じだったということです。

 

クセのある問題を出す学校でのジレンマ

結局早大学院は、算数と社会にクセがあり、だれも解けない問題が多数出てくるという傾向があります。

そうなると、NNも下位クラスから合格者が出てしまうので、受講者数を減らしにくいこともあります。

合格者数を確保したいけど、合格率は下がってしまう・・・そんなジレンマがありますね。

逆にサピックス生は、あえてSS早大学院だけ受講しに来る外部生がほぼいないので、74名というのは内部生の数のようです。