サピ偏50くらいの中学受験

サピックス偏差値50=サピのボリュームゾーン

中学受験の偏差値と塾選びと

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中学受験をすると決めたからには、どんな中学に行きたいか、まずは考えるところです。私は公立中→公立高だったので、中学受験の世界は初めてふれる興味津々の世界でした。

 

夫の行っていた学校が東大合格者を毎年2ケタ以上も出す学校でした(夫は早慶です)。中学受験のことを何も知らない私は(高校受験を知らない夫もですが)、偏差値の基準値がかみ合いません。夫は「出身中は63~4くらいかな~」。私は「え~そんなもんでいいの?私は70くらいだったわよ」とそこそこの公立高に行っていたので、中学受験のお得さを別の意味で考えていました。

 

しかし、調べてみると「中学受験の偏差値は高校受験の偏差値プラス10」というのが妥当とか。それでも子供には「御三家とは言わないまでも、60台半ばの難関校かな~」と思っていました。

 

そんな気持ちを持って塾の説明を聞くと、各教室の実績・・・どんなところに合格しているのかが気になります。上を目指して当たり前という勢いの私は、当然のごとく「サピ・早稲アカ・日能研」が残ります。その中で、サピックス→対応の先生が冷たい、早稲アカ→対応の先生がこわそう、という勝手な第一印象(本当は全然違うと思いますよ)で、日能研に決めました。かなり印象重視でした(汗)。

 

強気の上から目線でしたが、上の子は最終的に平均N偏差値65まで行ったものの最初は40!当然一番下のクラスからスタートでした。鼻息荒く中学受験の世界に踏み込んだものの、現実にガーン。それでも子供はやる気だけで4年生を突破し、5年の時に最上位クラスに登り詰めました。

 

下の子でサピックスを選んだのは、「拘束時間が短い」という点でした。休憩時間も無く、つめつめで授業をする上、復習テストも日能研みたいに日曜日に無く、授業中にやってしまうということで、下の子もそれならやるという感じでした。結局自宅学習が多くなってしまうので、6年の時はヒーヒーものでしたが。そして親もサポートが日能研に比べて多く、ヒーヒーしてました。

 

下の子がサピックスに入るにあたり、多少準備をしていたものの、何とか中位クラス。アルファクラスは夢のまた夢。キビシイ現実を突きつけられたのでした。しかも下の子の場合志望校が決まらず(特に行きたい学校が無い?)という状況。夫に「大丈夫?」と言われてカチーン。

 

振り返ってみると、塾選びも慎重にしなければならないのに、結構行き当たりばったりな感じでした。