中学受験をするかしないか
上の子が「塾に行ってみたい」という言葉から中学受験ロードに突入していった我が家。
はじめ夫は、「無理して中学受験しなくてもいいんじゃない?高校受験からでも大学行っちゃえば一緒だし」と中学受験経験者なのに否定的でしたが、いざ塾に通い始めると応援し、協力してくれました。
塾は、家から近い順に、早稲アカ・栄光ゼミナール・日能研・サピックス・四谷大塚とそろっていて、ひととおり見学してみました。すべて電車に乗るようでしたが。
東京の郊外で子育てをしていると、中学受験をするかしないかは大きな分岐点です。
最近は受検する小学生が増えているということもあり、子育てをしながら関心を持って情報収集をしていました。
そして先輩ママの話や、夫の話から考えてみて、中学受験には大きなメリットがあると個人的に感じました。
我が家で考えたメリットは次の点です。
- 好きな部活に打ち込める
- 大学入試に有利
- 交友関係が広がる
1は、私の経験からも、中2の後半から中3は高校受験モードになり、中学で始めた部活をいったん中断して、高校1年から2年まで再度やるというもどかしさを感じていました。夫の話を聞くと、のんびり中1から高2まで部活を続けられたのは楽しかったようでしたので、部活に限らず趣味にも多感でありつつ伸び盛りの時期にいいのかなと思いました。
2は、私立の中高一貫は先取りをするので、圧倒的なアドバンテージがあると思いました。私は、高校3年まで大学受験の範囲が終わりませんでしたが、一般的な一貫校は高2までで終わってしまいます。また、英語や数学も中高の断絶が無いので、効率的に学べると感じました。中学高校よりも大学の方が、就職などに影響してくることを考えると、大学受験に有利な一貫教育は魅力です。
3は、これは先輩ママが言っていたことですが、仲の良い友達が中高6年で出来るので、一生の友達になりやすいということでした。確かに、夫も男子校という気安さもあってか、中高時代の友人と楽しく付き合っているようです。大学とはまた別の雰囲気の友達ですね。
この他にも、都心に出ると世界が広がるとか、多感な時代に様々な芸術や文化に触れやすいとか、そんなことを考えていました。
もちろん、無理にやらせて精神的に追い詰めてしまうと心配ですが、受験勉強を頑張るという経験も今後に生きるような気もしていました。
そんなわけで、無理しない・目的を忘れない・親はしっかり支えるという方針で、中学受験をすることに決断しました。