サピ偏50くらいの中学受験

サピックス偏差値50=サピのボリュームゾーン

中学受験を終えて

2022年の我が家の受験について振り返りの記録をつけていました(以前に書いた下書きを時おり公開状態にしていました)。きっかけとしては、御三家や最難関向けのブログ情報ばかりで、サピックスの中位くらいの人(サピックス偏差値50くらいの人)はどうしているのか記録だけでもつけておこう、という気持ちになったからです。

受験結果

たまたま息子の場合はうまくいき、振り返ってみれば4勝1不戦敗という形で終了しましたが、前半戦から紙一重の緊張感が続いていました。栄東・立教新座のあたりは何とか持ち偏差値程度でしたが(それでも過去問は波がありました)、1日の早大学院には偏差値が届いておらず、ギリギリ50%偏差値くらいでしたので、本当に紙一重です。合格者の最底辺くらいの成績で滑り込んだ感じでした。

運と縁

よく言われますが、もう一度受けたら合格できなかったかもしれません。中学受験は本当に当日の1点勝負なので、ある意味公正公平ですが、ある意味不公平です。合否が本当に実力を反映しているのか分かりません。まさに運ですし、縁です。

塾の先生から、併願校をもう少し強気に行っても良かったと思っていましたよ、と後からお話しいただきましたが(リップサービスかもしれませんが)、私としては恐ろしくて、冷や汗ものの1〜2月でした。

我が家の方針としても、子供の希望を大切にしつつも、行けるところに行こうというものでした。

わずか数点で合否が分かれるのは、ほぼ差がないということです。小6の段階ではほんの小さな差でしかなく、本当に差がついてくるのは、高校、大学、そして社会人としての過ごし方だと思います。

実際に中学に入って・・・

ちなみに息子は、「ビビリ」でまじめな方なので、基礎トレとかデイリーチェックとか、確認テスト系はこつこつやる方でした。そうしたスタイルのせいか、浮き沈みはあったものの、中学1年の成績は、「中の下」くらいにいるようです。でも、平均以下です。もし他の学校でしたらもっと上位層にいたかもしれませんし、それはそれで自己肯定感も強まったかもしれません。こればかりは、今後分かりません。

それでも楽しそうに学校生活になじんでいますし、急に大人びてきています。中高一貫の良さを十分享受して過ごしてほしいです。勉強は二の次でも。ただ、勉強が出来ないと学校がつらくなってくるので、この辺のバランスも難しいですが。

祈る合格!

上の子の時に、2校連続で不合格となったときは本当に落ち込みました。

しかし、現在では友達と楽しく過ごしていますし、良い先生にも出会いました。ちょっとコロナで活動が制限されているのがかわいそうでしたが・・・。

受験生の皆さんが、新しいステージに向かって第一歩を踏み出したのは間違いありません。合格を祈りつつ、皆さんの新しいスタートを心より応援しています。