サピ偏50くらいの中学受験

サピックス偏差値50=サピのボリュームゾーン

過去問をメルカリで集める

志望校は否応もなく決まっていく

志望校の判定模試が始まると、本格的に「志望校」を決めるような意識になってきます。我が家みたいになかなか決まらない方もいると思いますし、御三家や難関校熱望組の方は既に動かしがたい志望校を決めていると思います。

いずれにしても、夏休みくらいには決まらないと戦略的に対策が出来ないというか、無駄な時間がかかってしまいます。

超難関校を狙わないようならば、とりあえず偏差値で考えておく場合も多いと思いますし、我が家はまさにそれでしたが、上の子の時の反省を踏まえて早めに各校の過去問に目を通すことにしました。

サピックスの過去問対策は夏から?

サピックスで先生に言われたのは、過去問は夏休み明けでいいけれど、「有名中」で経験を積んでおいてくださいね、ということでした。

「有名中」にはあこがれの難関校の過去問が収録されていますので、夏休みに解くように指示されました。その際には、解く順番や難易度や問題タイプの分類表をもらうので、それに基づいて練習することが求められます。ただ、あくまで「自主的に」やるということで、特に宿題(課題)とは言われなかったようです。息子は・・・ほんのちょっとしかやりませんでした(汗)。

過去問対策は受験校選定の戦略

我が家では、心配だったので併願校はかなり慎重に選択していきました。また、受験日程も複数日程を受験できる学校にするなど、過去問対策の負荷がかからないようにと思っていました。

そして大変なのは、試験問題のタイプの把握です。
最終的に先生とも相談しましたが、傾向が似ていないと大変です。いくら子供が志望しても、対策の負荷があがるのは超心配です。上位校を目指す場合、標準的な模試との差異が出てきますので、色々な学校の問題に目を通しました。

中古の過去問をメルカリなどで集める

「有名中」問題集では、全部の問題が掲載されているわけでもなく、解説も少ないので、結局過去問を買う必要に迫られます。

ただ、過去問は結構高く、4冊も買うと1万円を超えてしまいます。

我が家では、メルカリや塾の近くのブックオフなどを探して、受けそうなところを集めました。最終的に受験校が確定する秋に最新版を使うようにはしましたが、メルカリには美品で1000円以下のものが出品されていて活用できました。書き込みはあっても、500円くらいで売っているものも買い、まずは親が問題傾向を調べました。

過去問も実際に練習するときは、四谷大塚の過去問データベースなどを使って実際の形式に近い状況でやりましたので、書き込みもあまり気にしませんでした。

中古の過去問で書き込みありというものも、どのように過去問を活用したのか何となく分かるので、それはそれで参考になりました。